- 2007-08-30 (木)
- flash
Wii でボーッと楽しめる「BOOOOT.tv(ボーッとテレビ)」を作りました。「BOOOOT」を「ボーッと」と読むのが苦しいですね。"O" が4つというのも覚えにくいでしょうが、「二人でボーッと見ているイメージ」を表現しようとしたロゴで、なんとか無理矢理覚えて下さい。
最新のお知らせ:この「BOOOOT.tv」は「BOOOT.tv(Oが1個とれました)」として10/25に正式リリースとなりました。詳しくはこちらの紹介記事をご覧ください。
以下の記事は 8/30 の時点での執筆記事です。旧コンテンツ扱いですが、しばらくは比較対象としてそのまま置いておきます。
注意:現状のアドレスは "http://www.trick7.com/boooot/" です。wiiで見てくれる方はご注意くださいませ。
今回も 字幕.in 様の「文字音声変換API "TEXT2VOICE"」、それと「カーセンサーラボ.net:Webサービス」を使わせていただきました。
最近「音声ものばかり作ってるね」と周りから言われますが、面白いんです。
8/28締め切りだった Yahoo!のクリエイティブアワードにギリギリ応募させていただいた作品です。この完成度で応募してしまった自分を誇らしくおもいますw。
ぜひ Wii で、しかも16:9の大画面TVで見て下さい!
当然ですが、PCとWiiでは、ユーザーのネットスタイルは違います。Wii には Wii に適したネットコンテンツを作らないとなという思いはあり:
- 大画面&リビングにある。→画面を見るのは一人とは限らず、むしろ複数人に見せられることが Wii コンテンツの特徴
- ボーッと見るのに適している。→ソファとかで雑誌読みながらとか、他のことをやりながらでも見れるコンテンツがいいかも。
- 精度の要求される操作は向かない
- ユーザーの立場で考えると、任天堂等の本気のゲーム(有料)と、僕が作ったFlashミニゲーム(無料)があった場合、コンテンツの価格差を差し引いても、面白さの差が全然違う(市販のソフトはやはりよくできてる&処理が速い)ので、僕の場合は、ゲームが終わってまったりしてる時間や、ゲームの合間の小休憩の時間を狙うことにする。
以上は、僕が個人的に楽しんでいる Wii インターネットコンテンツがさくーしゃさんの「DARAO」しかないということと、僕のゲームアイデアのスキルを鑑みて導き出した仮説で、今回はこの路線でコンテンツを考えていきました。
制作コンセプト
僕は、何か作るときは、そのサイトを使ってくれるユーザーの利用シーンを妄想しながら、というか、「こういう風に使ってくれたら素敵なんだけどなぁ」と一方的に決めつけて、それを糧に制作しています。そうありたいと自己暗示かけてます。
で、今回描いた妄想は以下の通り:
車の購入は家族の一大イベント!旦那さんが必死にPCで調べまくっても、奥さんの許可がないと買えませんよね。Wii でダラ流しでき、キャスターが音声で商品を紹介してくれることで、リビングでヨガをしている奥さんの目と耳にも勝手に飛び込んでいくコンテンツ。旦那さんの購入への情熱を奥さんにそれとなくアピールすることができます。車に興味がなかった奥さんが「私にも探させて~」と言ってくれれば勝ち。
というコンテンツです。
閲覧環境
注意:現状のアドレスは "http://www.trick7.com/boooot/" です。wiiで見てくれる方はご注意くださいませ。
現状では本当に「Wii コンテンツの楽しみ方を自分自身で検証するため」だけに作った感があるので、下記環境に合わない方に向けては、これから対応していこうと思っております。下記環境以外の方は、たぶんまともに見られません。ごめんなさい。
- Wiiのインターネットチャンネル用。Wiiのメニューバーはオプション設定から、「自動」にして、非表示になるようにしておいて下さい。
- 現状、会社と僕の自宅のWii用で作ったので、16:9のワイド画面のみできちんと表示されます。
- FlashPlayer7 対応で作っているだけなので、もちろん PC でも見られますが、大画面で車の写真をダラダラ見られるという感動は薄れます。
操作方法
今回は制作時間が限られていたので、Wii コンテンツを作る上で知っておくべきノウハウを調べずに作り出してしまいました。変な挙動等はご容赦ください。
- 検索画面で条件を入力、画面下端の「ソート順ボタン」のいずれかをクリック
すると検索が開始されます。
→その際、クリック感覚がないのですが、連打はせずに、ちょっと待ってみてください。 - 紹介画面から検索画面に戻るには、画面左上「BOOOOT.tv」のロゴをクリックしてください。中古車紹介中、いつでも検索に戻ることができます。
- キャスターにマウスオーバーすると中古車データが吹き出しに表示されます。マウスオーバーの状態で放置しておくのもアリです。
- サムネイル画面はスクロール可能ですが、現状はスキップ動作ができません。そのうち実装します。
→スクロールの挙動ですが、サムネイルエリアにカーソルが進入した時点の座標が基準点となり、そこから相対的に上、下となります。(微妙なUIですね。要検討) - コントローラーの十字キーは押さないようにして下さい。(なんかHTML画面全体がずれます)
- 検索条件の価格入力部分は、全角ではなく半角数字でお願いします。Wiiの方は特に気をつけて下さい。対応急ぎます。ごめんなさい。
今後の展開
- 紹介画面にお気に入りボタンを付けて、お気に入りに登録した車のURIをリストにどんど
ん保存、最後にメールで PC にそのアドレスリストを転送する機能。
→スペック等の詳細や他車との比較という行動は、PC の方が操作性もいいし、奥さんは そこまで興味はないだろうから、操作性の劣る Wii では必要はないと判断。制作側のいいわけとしては、Wii には "_blank" もないので、一旦リンク先に飛んでしまうと、戻った時に swf が直前の状態に戻れない(頑張れば実装できると思うけど、今の僕にはスキルと時間がなかった。。) - サムネイルをクリックしたら、その車のデータがみられるスキップ機能の実装。これは UI 的に付いていないと違和感を感じますね。
- 全体において「ローディング中です」的処理等が実装されていない。
→現状ではこういうアラが山盛りあります。ごめんなさい。
僕がこの「APIからデータ引っ張る」&「喋る」コンテンツの最大の魅力に感じているのは、ニュース、CM、時報、天気予報、BGM、写真、ビデオ等々、これらのコーナーを実現するためのありとあらゆるデータが API として Web 上に存在/公開されているので、APIだけで、
- 毎回変化し
- 情報が早く
- 無人で作れる
テレビ番組が作れる、それどころか、疑似人格ができてしまうのではという可能性にワクワクしっぱなしです。
制作しての感想
その未完成っぷりは脇に置いておいて、「Wii コンテンツの可能性の調査」という点で、次のような体験ができました。
- これは結構滞在時間長いコンテンツになれるかも。いろんな条件で中古車を探すのが楽しい。高嶺の花の高級車のスライドショー&価格聞いて驚くという楽しみ方とか、激安の中古車を探して、その裏の理由を友達と推理しあうとか。
- 本当に雑誌を読みながら、ダラダラ楽しむことができる。
- 喋りにもっとバリエーションがないとダレる。
今回は、実質4日の製作期間で、ロゴやデザインとかにも時間を割き、試行錯誤の回り道もいろいろあったので、機能面の実装が間に合ってない感は否めませんが、個人作品を作る上で、「コンテスト締め切り」という期限を設定するのはオススメですよ。その日までに確実に「何か」は出来上がりますw
ただ、内部では「とにかく形になればいいや!えいやっ!」ということで、Flash 制作に携わっている人なら呆れ返るようなことをしています。我ながら面白いので今度記事にしてみます。
それでは、至らぬ作品ですが、お時間ある方は体験してやって下さい。いろんな例外処理等に対応できていませんが、まぁ Wii 本体から煙が出るようなことはありませんので、最悪「画面の更新」でお願いします。
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