- 2007-10-12 (金)
- website
1000デザインのTシャツの中からユーザー投票で100作品を選出し、次のステージに繋げる趣旨のコンテンツ。
毎回毎回ユニクロのキャンペーンサイトは凄いですね。ユーザーの心を読んでいるかのようです。
中心コンテンツはメニューから遷移できる以下の2タイトル:
BATTLE
2択から好きな方を延々と選ばて集計するという手法は「The Fairest」などでも使われているアプローチだけれど、このユニクロサイトでは
- 心拍数のような SE を使うことで「早く選ばなきゃ〜感」を演出
- Tシャツのピョン吉エフェクトがマウスの左右位置に応じて正面に向く演出で、選んでる感を演出。DisplacementMapFilter だろうなぁ。マスターしたいなぁ。
- 「勝った/負けた」を楽しく表現したアニメーション(ファミスタでアウトになった時のバッターを思い出して楽しい)の間に、次の Tシャツデザインをロード。結果、ロードのストレスを感じないので次々と選んでいってしまう。
- もちろん「次は何だろう?」と期待させるといった本質的な楽しさもある。
といった演出のおかげで、僕も30枚程バトルさせてしまいましたよ(笑)
CGM サイト等では、いかにユーザーから無償でデータを集めるかということに注力することがありますが、デザインがそれを解決できる可能性がある、その好例ではないでしょうか。
SPECIAL SEARCH - 1000 DESIGNERS × 1000 DESIGNS
ローディング時に「GENERATING ASSETS 000/999」と表示されるのですが、普通だったら「ロード長そう。。」と疲れてしまうところ。ところが今回、1000枚のシャツと999という数字を勝手に期待して(連想して)しまうおかげで、何の根拠もないのにワクワクして待ってしまう自分を発見してしまいました。作り手さん側でローディング時のグラフィックに1000,1000,999の数字を意図的に配置されているのかもしれない。ローディング中に操作説明をしたり、ゲームを用意するというアプローチもあるけれど、このサイトのように「数の多さだけでワクワクさせる」アプローチは凄い、凄すぎる。僕の考えすぎでしょうか!?
コンテンツ自体の完成度は実際体験すればすぐ分かります。こんな感じの「マスゲームジェネレーター」作りたかったんだけどなぁ〜。昔「1024人応援団」を見て、Flash でもっとスゴイのできると思いついてアイデア帳にメモってそのまま放置してました。
各Tシャツの詳細を見れば分かるのですが、シャツデザイナごとにブログが用意されてるみたいですね。大規模だなぁ。
細部の作り込みの大切さ
「ディティールが大事」だと自分に言い聞かせているのになかなか実践できない僕ですが、ユニクロサイトにはいつも驚き&感心&畏怖&あぁ僕って駄目だなぁという落胆を味あわされます。
コンテンツを楽しませるための努力がディティールへ注力する理由だと思ってはいます。そしてよく言われているのが「コンテンツの内容を純粋に伝えるために無駄を省く= Simple is Best」ですね。ここまでなら OK なのですが、僕みたいな弱い人間は「Simple is Best = ディティールにこだわらない」という本末転倒な言い訳をしがちです。
んで、今日このサイトを見て、ディティールにこだわるべきもう一つ別の理由を見つけました:
ユーザーが気付かないぐらい細部までディティールに注力し、いくつか忍ばせておく。すると、それをユーザーが見つけた時の「気付きの喜び」もまた格別な体験となる。そしてその喜びを味わったユーザーは他の人にもその体験を教えたくなる。これがブロガーの場合、バイラル効果を生む。
だから特に、このサイトのようなキャンペーンサイトに有効。ディティールにこだわることは、それなりのマーケティング効果も生んでくれるんだと、だから頑張れと。
- Newer: なぜデザインなのか
- Older: SWFObject v2.0 ドキュメント日本語訳しました
Comment:0
Trackback:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.trick7.com/blog/mt-tb.cgi/631
- Listed below are links to weblogs that reference
- ユニクロ UT: UT GRAND PRIX from trick7.com blog




