Home > website > ユニクロ UT: UT GRAND PRIX

ユニクロ UT: UT GRAND PRIX

ユニクロ UT: UT GRAND PRIX

1000デザインのTシャツの中からユーザー投票で100作品を選出し、次のステージに繋げる趣旨のコンテンツ。
毎回毎回ユニクロのキャンペーンサイトは凄いですね。ユーザーの心を読んでいるかのようです。

中心コンテンツはメニューから遷移できる以下の2タイトル:

BATTLE

2択から好きな方を延々と選ばて集計するという手法は「The Fairest」などでも使われているアプローチだけれど、このユニクロサイトでは

  • 心拍数のような SE を使うことで「早く選ばなきゃ〜感」を演出
  • Tシャツのピョン吉エフェクトがマウスの左右位置に応じて正面に向く演出で、選んでる感を演出。DisplacementMapFilter だろうなぁ。マスターしたいなぁ。
  • 「勝った/負けた」を楽しく表現したアニメーション(ファミスタでアウトになった時のバッターを思い出して楽しい)の間に、次の Tシャツデザインをロード。結果、ロードのストレスを感じないので次々と選んでいってしまう。
  • もちろん「次は何だろう?」と期待させるといった本質的な楽しさもある。

といった演出のおかげで、僕も30枚程バトルさせてしまいましたよ(笑)

CGM サイト等では、いかにユーザーから無償でデータを集めるかということに注力することがありますが、デザインがそれを解決できる可能性がある、その好例ではないでしょうか。

SPECIAL SEARCH - 1000 DESIGNERS × 1000 DESIGNS

ローディング時に「GENERATING ASSETS 000/999」と表示されるのですが、普通だったら「ロード長そう。。」と疲れてしまうところ。ところが今回、1000枚のシャツと999という数字を勝手に期待して(連想して)しまうおかげで、何の根拠もないのにワクワクして待ってしまう自分を発見してしまいました。作り手さん側でローディング時のグラフィックに1000,1000,999の数字を意図的に配置されているのかもしれない。ローディング中に操作説明をしたり、ゲームを用意するというアプローチもあるけれど、このサイトのように「数の多さだけでワクワクさせる」アプローチは凄い、凄すぎる。僕の考えすぎでしょうか!?

コンテンツ自体の完成度は実際体験すればすぐ分かります。こんな感じの「マスゲームジェネレーター」作りたかったんだけどなぁ〜。昔「1024人応援団」を見て、Flash でもっとスゴイのできると思いついてアイデア帳にメモってそのまま放置してました。

各Tシャツの詳細を見れば分かるのですが、シャツデザイナごとにブログが用意されてるみたいですね。大規模だなぁ。

細部の作り込みの大切さ

「ディティールが大事」だと自分に言い聞かせているのになかなか実践できない僕ですが、ユニクロサイトにはいつも驚き&感心&畏怖&あぁ僕って駄目だなぁという落胆を味あわされます。

コンテンツを楽しませるための努力がディティールへ注力する理由だと思ってはいます。そしてよく言われているのが「コンテンツの内容を純粋に伝えるために無駄を省く= Simple is Best」ですね。ここまでなら OK なのですが、僕みたいな弱い人間は「Simple is Best = ディティールにこだわらない」という本末転倒な言い訳をしがちです。

んで、今日このサイトを見て、ディティールにこだわるべきもう一つ別の理由を見つけました:

ユーザーが気付かないぐらい細部までディティールに注力し、いくつか忍ばせておく。すると、それをユーザーが見つけた時の「気付きの喜び」もまた格別な体験となる。そしてその喜びを味わったユーザーは他の人にもその体験を教えたくなる。これがブロガーの場合、バイラル効果を生む。

だから特に、このサイトのようなキャンペーンサイトに有効。ディティールにこだわることは、それなりのマーケティング効果も生んでくれるんだと、だから頑張れと。

Comment:0

Comment Form

コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。

Remember personal info

Trackback:0

TrackBack URL for this entry
http://www.trick7.com/blog/mt-tb.cgi/631
Listed below are links to weblogs that reference
ユニクロ UT: UT GRAND PRIX from trick7.com blog

Home > website > ユニクロ UT: UT GRAND PRIX

持っている Flash & ActionScript 関連本の中から、自分的おすすめの読む順番をご紹介。各書籍のレビューは books カテゴリからご覧頂けます。
この順番でどう?(AS3.0)
  • Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript 3.0 入門ノート (DVD付)
    Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript 3.0 入門ノート (DVD付)

    デザイン方面からFlashデビューして、そのままAS2.0を使うようになった人が、難しいと評判のAS3デビューする時の最初の1冊として、とにかく目を通しておくと良いかと思います。プログラミング経験の少ない方でも、サンプルをじっくり読めば、ゼロからのAS3デビュー可。
  • ActionScript 3.0 アニメーション
    ActionScript 3.0 アニメーション
    洋書「Making Things Move!」の日本語訳本。ActionScript3.0で数学的アニメーションを作ることがメインテーマなのですが、前半部分でAS3.0の基礎を分かり易く解説されています。後半の重力, IK, 3D表現等のアニメーション解説も楽しい。僕はこれのAS2.0洋書版を読んでFlashの面白さに気付きました。
  • Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript3.0入門ノート2 (CD-ROM付)
    Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript3.0入門ノート2 (CD-ROM付)
    この次の辞典のような洋書を読む前の事前知識としてこの本の内容を理解しておくといいかも。
  • Essential ActionScript 3.0 (Essential)
    Essential ActionScript 3.0 (Essential)

    900ページ以上ある相当分厚い本。基礎からOOPまでを解説。ほぼ網羅しているので、これを抑えておけばAS3博士になれそう。
  • Actionscript 3.0 Cookbook
    Actionscript 3.0 Cookbook

    ActionScript3.0のリファレンス本。問題とその解決法が1ページぐらいで細分化されているので空いた時間にちょっとずつ読み進められる。WebでAS3のソースを見て勉強する時の字引としても使う。ただ、時期的に初期の本なので、AS3自体が仕様変更してたりするので正誤表は必読。
  • Object-Oriented Actionscript 3.0
    Object-Oriented Actionscript 3.0

    7/23に発売されたFlash&OOP本。AS2.0版は持っているのだけど、オブジェクト指向の初歩的な解説から入って、後半は僕の理解を超える難度になっていきました。今度こそ理解できるか?
この順番でどう?(AS2.0)
  • Foundation Actionscript Animation: Making Things Move (Foundation)
    Foundation Actionscript Animation: Making Things Move (Foundation)

    スクリプトでアニメーションさせる方法を学べる。プログラムの知識というよりも数学や物理の知識が必要。バネの表現や3D表現など、汎用性の高いテクニックを身に付けられ、個人の表現力をレベルアップするのに最適。参考までに、僕が調べた英単語リスト。2007年4月に、AS3対応版も発売されました。
  • ゲーム開発のための数学・物理学入門 Beginning Math and Physics for Game Programmers
    ゲーム開発のための数学・物理学入門  Beginning Math and Physics for Game Programmers

    「Making Things Move!」の世界を突き詰めたい人用のステップアップのための本。行列や物理運動、2D/3D表現。Flashの本ではなく、じっくり読むタイプの本なので、あとまわしにしてもいいかも。
  • Flash 8 Essentials
    Flash 8 Essentials

    Flash8の新機能を紹介。全10章が独立した構成で、興味のある部分から読めます。フィルタやビットマップ、ビデオの使い方とかを、基礎から順を追って理解していけるので、ゼロからスクリプティングできるようになる。僕はビットマップ関連の作業の際のリファレンスとして常用しています。
  • .fla―Idea of Flash Creation
    .fla―Idea of Flash Creation

    上の本でFlash8の基本を身に付けて、それをどう面白い表現に落とし込むかを学べます。深津さんの、試行錯誤・実験しやすいスクリプティング、クラス設計に凄さを感じました。YouTubeやFlickrのAPI、PHPとの連携記事も。
  • FLASH ActionScript 2.0入門完全ガイド+実践サンプル集 [CD-ROM付]
    FLASH ActionScript 2.0入門完全ガイド+実践サンプル集 [CD-ROM付]

    ここまでで表現力が付き、テンションが上がるので、その勢いで難解なオブジェクト指向に挑戦。プログラム経験のない人がいきなり英語のOOP本を読むのは厳しい。この本で継承とかインターフェースとかポリモーフィズムとかの用語を理解しておくといいかも。
  • オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―
    オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―

    Flashの本ではありませんが、OOPの概念を気軽に読めるボリュームで解説してくれます。英語と日本語のOOP用語の対応を図るためにも「Object-oriented Actionscript for Flash 8」と併読するのがおすすめ。なんとなく読んでおくだけでも結構違うのでは。
  • Object-oriented Actionscript for Flash 8
    Object-oriented Actionscript for Flash 8

    前半はOOPの利便性や基本の紹介。デザインパターンやMVCの理解。13章からグッと難しくなって大変。Flash8対応。
  • Essential Actionscript 2.0
    Essential Actionscript 2.0

    上の本よりもさらにOOPプログラマ向け。同じOOP本ということでやや重複しており、こちらはMX2004時代の本なので見送ってもいいかも。分かりやすい英語で良著。この本のAS3版が出たら間違いなく買い。

Page Top