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年賀状を届けにいくよツアー2007

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昨日クリスマスコンテンツを紹介したので、今日は正月コンテンツを(といっても2007年のだけど)紹介させていただきます。

blog.naggg.jp」というとても勉強になるブログも書かれている京都のクリエイターさんのコンテンツで、ユーザーが自分の住所を入力すれば、京都からチャリで年賀状を届けてくれるという「年賀状を届けにいくよツアー2007」。

高い技術力とおもてなしの精神で気持ちがほっこりする京都らしいサイトです。

個人作品

「技術と情熱があれば個人でも凄いものが作れる!」というのが多くの Flash コンテンツ制作者の希望だと思いますが、こちらのサイトはまさにそんなサイト。

  • 予算がないからモデルが使えない→実家で自分撮り
  • 活用できるデータがない→API(GoogleMap)を活用
  • ブラウザ対応とか詰める時間がない(このサイトのことではないです)→魔法の言葉「β版」

その利点としては:

  • 余計な情報が入らない→コンテンツの心髄を純粋に楽しんでもらいやすくなる
  • 制約がないのでオリジナリティ(無茶)しやすい→このコンテンツを最後まで見れば分かります!!
  • 作ってて楽しい。考えながら作っていける。
  • 告知力がない故のメリット→素敵なサイト見つけちゃった感→紹介したくなる

好きなように工夫できるというのが大きいですね。特に駆け出しの表現者の方は絶対的に予算がないでしょうから、必然的にこっち方向になるでしょうが、嘆かず、チャンスだと思って作りましょう。僕が29にもなって未だに予算がないのも、こういった理由からなのです!(か?)

ローディングの待たせ方

ローディングに関しては僕も思うところがありまして、棒がウニョ〜っと伸びるだけでローディングと認識してもらえると思い込むのはよくないよと思っていたのですが、こちらのコンテンツのローディング表示は素晴らしいですね。

naggg2.jpg

場合にもよるし極論になりますが、たとえ一行の静的テキストでも、説明文が「ストーリーと絡ませている」「正直」「次への期待感」といった要因を抑えていれば、スクリプトで組んだ「00% LOADING...」表示とかよりもよっぽど待てるのではないかと、いちユーザーとして思っています。

僕も昔「ロードに8秒以上かかったら無理と判断し、強制的に謝る」という実装をしたのですが、今何パーセントのデータを読み込めているのかではなく、もっと根本的に:
ユーザーがどれだけ待ってくれているのか?
どうやったら飽きずに待ってくれるのか?
どのくらい待たせたら嫌な気分になるか?
を考えるのが、「おもてなし」なのではないかと思います。
(普通のローディングバーを実装する作業って制作者としても全然面白くないしね)

感想

お仕事おいそがしい(でしょう)中での個人作品ということで、それほど時間も捻出できない状況にも関わらず、上記のような工夫や、ユーザーを迷わせないような入力サポートの作り込みとか、おもてなしの勘所をきっちり丁寧に作られているのが素敵だと思いました。

同じ京都出身ということと、サイトの「β」のフォントが、僕のジョネレーターと同じフォントだということで、すごく親近感が湧きました。(Adobe MAX でご本人様とも会えたこともありますが。)

自分の○○○をモニタで編集する時の気分ってどんなんだろうとか、そういう裏側も含めて、ほっこりするサイトです。

追記:こういう活動もされています。とにかく目隠しは動かす派なようです。

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持っている Flash & ActionScript 関連本の中から、自分的おすすめの読む順番をご紹介。各書籍のレビューは books カテゴリからご覧頂けます。
この順番でどう?(AS3.0)
  • Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript 3.0 入門ノート (DVD付)
    Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript 3.0 入門ノート (DVD付)

    デザイン方面からFlashデビューして、そのままAS2.0を使うようになった人が、難しいと評判のAS3デビューする時の最初の1冊として、とにかく目を通しておくと良いかと思います。プログラミング経験の少ない方でも、サンプルをじっくり読めば、ゼロからのAS3デビュー可。
  • ActionScript 3.0 アニメーション
    ActionScript 3.0 アニメーション
    洋書「Making Things Move!」の日本語訳本。ActionScript3.0で数学的アニメーションを作ることがメインテーマなのですが、前半部分でAS3.0の基礎を分かり易く解説されています。後半の重力, IK, 3D表現等のアニメーション解説も楽しい。僕はこれのAS2.0洋書版を読んでFlashの面白さに気付きました。
  • Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript3.0入門ノート2 (CD-ROM付)
    Adobe Flash CS3 詳細! ActionScript3.0入門ノート2 (CD-ROM付)
    この次の辞典のような洋書を読む前の事前知識としてこの本の内容を理解しておくといいかも。
  • Essential ActionScript 3.0 (Essential)
    Essential ActionScript 3.0 (Essential)

    900ページ以上ある相当分厚い本。基礎からOOPまでを解説。ほぼ網羅しているので、これを抑えておけばAS3博士になれそう。
  • Actionscript 3.0 Cookbook
    Actionscript 3.0 Cookbook

    ActionScript3.0のリファレンス本。問題とその解決法が1ページぐらいで細分化されているので空いた時間にちょっとずつ読み進められる。WebでAS3のソースを見て勉強する時の字引としても使う。ただ、時期的に初期の本なので、AS3自体が仕様変更してたりするので正誤表は必読。
  • Object-Oriented Actionscript 3.0
    Object-Oriented Actionscript 3.0

    7/23に発売されたFlash&OOP本。AS2.0版は持っているのだけど、オブジェクト指向の初歩的な解説から入って、後半は僕の理解を超える難度になっていきました。今度こそ理解できるか?
この順番でどう?(AS2.0)
  • Foundation Actionscript Animation: Making Things Move (Foundation)
    Foundation Actionscript Animation: Making Things Move (Foundation)

    スクリプトでアニメーションさせる方法を学べる。プログラムの知識というよりも数学や物理の知識が必要。バネの表現や3D表現など、汎用性の高いテクニックを身に付けられ、個人の表現力をレベルアップするのに最適。参考までに、僕が調べた英単語リスト。2007年4月に、AS3対応版も発売されました。
  • ゲーム開発のための数学・物理学入門 Beginning Math and Physics for Game Programmers
    ゲーム開発のための数学・物理学入門  Beginning Math and Physics for Game Programmers

    「Making Things Move!」の世界を突き詰めたい人用のステップアップのための本。行列や物理運動、2D/3D表現。Flashの本ではなく、じっくり読むタイプの本なので、あとまわしにしてもいいかも。
  • Flash 8 Essentials
    Flash 8 Essentials

    Flash8の新機能を紹介。全10章が独立した構成で、興味のある部分から読めます。フィルタやビットマップ、ビデオの使い方とかを、基礎から順を追って理解していけるので、ゼロからスクリプティングできるようになる。僕はビットマップ関連の作業の際のリファレンスとして常用しています。
  • .fla―Idea of Flash Creation
    .fla―Idea of Flash Creation

    上の本でFlash8の基本を身に付けて、それをどう面白い表現に落とし込むかを学べます。深津さんの、試行錯誤・実験しやすいスクリプティング、クラス設計に凄さを感じました。YouTubeやFlickrのAPI、PHPとの連携記事も。
  • FLASH ActionScript 2.0入門完全ガイド+実践サンプル集 [CD-ROM付]
    FLASH ActionScript 2.0入門完全ガイド+実践サンプル集 [CD-ROM付]

    ここまでで表現力が付き、テンションが上がるので、その勢いで難解なオブジェクト指向に挑戦。プログラム経験のない人がいきなり英語のOOP本を読むのは厳しい。この本で継承とかインターフェースとかポリモーフィズムとかの用語を理解しておくといいかも。
  • オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―
    オブジェクト指向でなぜつくるのか―知っておきたいプログラミング、UML、設計の基礎知識―

    Flashの本ではありませんが、OOPの概念を気軽に読めるボリュームで解説してくれます。英語と日本語のOOP用語の対応を図るためにも「Object-oriented Actionscript for Flash 8」と併読するのがおすすめ。なんとなく読んでおくだけでも結構違うのでは。
  • Object-oriented Actionscript for Flash 8
    Object-oriented Actionscript for Flash 8

    前半はOOPの利便性や基本の紹介。デザインパターンやMVCの理解。13章からグッと難しくなって大変。Flash8対応。
  • Essential Actionscript 2.0
    Essential Actionscript 2.0

    上の本よりもさらにOOPプログラマ向け。同じOOP本ということでやや重複しており、こちらはMX2004時代の本なので見送ってもいいかも。分かりやすい英語で良著。この本のAS3版が出たら間違いなく買い。

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