- 2007-12-11 (火) 7:50
- website
昨日クリスマスコンテンツを紹介したので、今日は正月コンテンツを(といっても2007年のだけど)紹介させていただきます。
「blog.naggg.jp」というとても勉強になるブログも書かれている京都のクリエイターさんのコンテンツで、ユーザーが自分の住所を入力すれば、京都からチャリで年賀状を届けてくれるという「年賀状を届けにいくよツアー2007」。
高い技術力とおもてなしの精神で気持ちがほっこりする京都らしいサイトです。
個人作品
「技術と情熱があれば個人でも凄いものが作れる!」というのが多くの Flash コンテンツ制作者の希望だと思いますが、こちらのサイトはまさにそんなサイト。
- 予算がないからモデルが使えない→実家で自分撮り
- 活用できるデータがない→API(GoogleMap)を活用
- ブラウザ対応とか詰める時間がない(このサイトのことではないです)→魔法の言葉「β版」
その利点としては:
- 余計な情報が入らない→コンテンツの心髄を純粋に楽しんでもらいやすくなる
- 制約がないのでオリジナリティ(無茶)しやすい→このコンテンツを最後まで見れば分かります!!
- 作ってて楽しい。考えながら作っていける。
- 告知力がない故のメリット→素敵なサイト見つけちゃった感→紹介したくなる
好きなように工夫できるというのが大きいですね。特に駆け出しの表現者の方は絶対的に予算がないでしょうから、必然的にこっち方向になるでしょうが、嘆かず、チャンスだと思って作りましょう。僕が29にもなって未だに予算がないのも、こういった理由からなのです!(か?)
ローディングの待たせ方
ローディングに関しては僕も思うところがありまして、棒がウニョ〜っと伸びるだけでローディングと認識してもらえると思い込むのはよくないよと思っていたのですが、こちらのコンテンツのローディング表示は素晴らしいですね。

場合にもよるし極論になりますが、たとえ一行の静的テキストでも、説明文が「ストーリーと絡ませている」「正直」「次への期待感」といった要因を抑えていれば、スクリプトで組んだ「00% LOADING…」表示とかよりもよっぽど待てるのではないかと、いちユーザーとして思っています。
僕も昔「ロードに8秒以上かかったら無理と判断し、強制的に謝る」という実装をしたのですが、今何パーセントのデータを読み込めているのかではなく、もっと根本的に:
ユーザーがどれだけ待ってくれているのか?
どうやったら飽きずに待ってくれるのか?
どのくらい待たせたら嫌な気分になるか?
を考えるのが、「おもてなし」なのではないかと思います。
(普通のローディングバーを実装する作業って制作者としても全然面白くないしね)
感想
お仕事おいそがしい(でしょう)中での個人作品ということで、それほど時間も捻出できない状況にも関わらず、上記のような工夫や、ユーザーを迷わせないような入力サポートの作り込みとか、おもてなしの勘所をきっちり丁寧に作られているのが素敵だと思いました。
同じ京都出身ということと、サイトの「β」のフォントが、僕のジョネレーターと同じフォントだということで、すごく親近感が湧きました。(Adobe MAX でご本人様とも会えたこともありますが。)
自分の○○○をモニタで編集する時の気分ってどんなんだろうとか、そういう裏側も含めて、ほっこりするサイトです。
追記:こういう活動もされています。とにかく目隠しは動かす派なようです。
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